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3930 はてな

東証G
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はてな Research Memo(6):自己資本比率は80%以上で安定推移、無借金経営で財務内容は良好


■はてな<3930>の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2022年7月期末の総資産は前期末比364百万円増加の2,973百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が267百万円、売掛金及び契約資産が115百万円それぞれ増加した。また、固定資産では本社移転に伴い有形固定資産が54百万円増加した一方で、ソフトウェアが49百万円、投資有価証券が31百万円それぞれ減少した。

負債合計は前期末比210百万円増加の528百万円となった。未払費用が43百万円、未払法人税等が26百万円それぞれ増加したほか、前受金及び契約負債が133百万円増加した。また、純資産は前期末比153百万円増加の2,444百万円となった。当期純利益240百万円を計上した一方で、自己株式を60百万円取得(減少要因)した。

経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の87.8%から82.2%と若干低下したものの、無借金経営を続けているほか、現金及び預金が1,703百万円と月平均売上高の6.7ヶ月分を有するなど資金流動性も十分確保されていることから、財務内容は良好な状態を維持していると判断される。一方、収益性について見ると、売上高営業利益率、ROA、ROEともに3期ぶりに上昇に転じるなど、売上高の拡大とともに収益性も回復してきたことが窺える。2023年7月期は人材投資の積極化などにより再度低下する見込みであるものの、投資の効果が顕在化する2024年7月期以降は上昇に転じるものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NS》

 提供:フィスコ

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