PCIホールディングス---神戸市 市バスの接近情報が確認できるバスロケーションシステムのサービス開始
PCIホールディングス<3918>は31日、同社連結子会社のPCIソリューションズが実証事業主体として参画していた市バスの接近情報が確認できるバスロケーションシステムのサービスが開始されたと発表。同サービスは2017年4月1日より神戸市交通局ホームページで公開され、利用できるようになった。
本サービスでは市バスへ搭載された「V2Xユニット」を利用し、利用者がバス停名や系統をスマートフォンやタブレット、パソコンから指定すると、目的のバスが現在どこにいるのか、あと何分でバスが来るのか、何分後に目的地に到着するのかなどを確認できる。
「V2Xユニット」は、Wi-Fi を活用し車間や路車間での直接に相互通信を行う高性能車載通信機。PCIソリューションズはこれまでの実証実験において、「V2Xユニット」を活用したソフトウェア開発に携わってきた。クラウドを通さずに Wi-Fi 通信のみでクルマとクルマ、専用スマートフォンアプリを持った歩行者、道路インフラなどをリアルタイムでつなげることができるため、クルマが通信基地となり、移動することで情報を吸い上げながら受け渡すことが可能になる。PCIソリューションズは今後も引き続き「V2Xユニット」を活用したソフトウェア開発を通じ、更なるサービス強化をはかる。
《TN》
提供:フィスコ