システムインテ Research Memo（9）：配当方針は業績連動型で、配当性向30%が基準

■株主還元策

システムインテグレータ<3826>は企業価値の向上を図るため、株主還元にも積極的に取り組んでいる。配当方針は業績連動型とし、配当性向30%を基準としている。2017年2月期は業績悪化に伴い、1株当たり配当金も前期比14.0円減配の8.0円としたが、2018年2月期は業績回復に伴い、同8.0円増配の16.0円（配当性向31.3%）とする予定だ。今後も収益成長が続けば、配当成長も期待できることになる。

また、同社は中長期的に株式を保有する安定株主作りを目的として、株主優待制度も導入している。対象となる株主は毎年2月末及び8月末現在の株主名簿に同一株主番号で記載があり、100株以上保有する株主となる。優待内容は、減農薬減化学肥料で栽培された新潟産の新米コシヒカリで、100株以上2,000株未満で2kg、2,000株以上8,000株未満で5kg、8,000株以上で10kgのコシヒカリを毎年秋の収穫後に発送する。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲）

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