貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3747 インタートレード

東証S
406円
前日比
-8
-1.93%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
365 2.14 76.39
時価総額 30.2億円
比較される銘柄
アステリア, 
IXナレッジ, 
Tワークス
決算発表予定日

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インタートレ Research Memo(4):先進的なシステムの提供で成長領域を常に開拓


■強み

独自に優れたシステムを開発することが難しいとされる中小地場証券の多くが、インタートレード<3747>のシステムを頼って導入していることが最大の強みと言える。同社代表取締役社長の西本一也(にしもとかずや)氏が証券系システム出身であることも先進的なシステムを提供できる裏付けとなり、信頼性を高めていると弊社では考えている。

また、主力市場である証券システム分野においては、世界でも新技術を使った金融サービスが広がっている。そのような状況下で、同社は複数の金融商品取引業務向けパッケージシステムの中から、必要となるプロセス・アプリケーション機能をピックアップまたは融合させることにより、顧客の業務に沿ったシステム機能をコンパクト化しつつも深化させたソリューションである「Spider Digital Transfer」を通じて、新たな成長領域を開拓していく計画である。

ヘルスケア事業においては、「ITはなびらたけ」サプリメントの機能性表示食品化に向けて対応を進めている。2023年9月期での取得には至らなかったが、2024年9月期中に表示化できる可能性は高く、業績への大きな貢献が期待される。さらに、中国における化粧品販売に高い実績があるアクシージア<4936>と2023年3月に戦略的業務提携契約を締結した。

「ITはなびらたけ」を使用したサプリメント分野に関しては、産学官の研究開発に始まり、女性60名以上を対象としたヒト臨床試験を実施、更年期女性の不快症状を緩和する効果に関して論文を発表するなど、研究データ等が整ってきている。しかし、化粧品分野に関しては研究開発等が十分とは言えない状況にあるため、アクシージアとの業務提携により化粧品分野での研究開発を推進することで、ヘルスケア事業の追い風となると弊社では考えている。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《SO》

 提供:フィスコ

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