串カツ田中は５日続落、２１年１１月期売上高・営業利益予想を下方修正

　串カツ田中ホールディングス<3547>は５日続落している。１５日の取引終了後、２１年１１月期の連結業績予想について、売上高を１１２億円から５７億円（前期比３４．５％減）へ、営業損益を２億８０００万円の黒字から２３億円の赤字（前期４０００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置などの影響で、要請に従い店舗の休業や時短営業を実施した結果、上期業績が計画を大きく下振れたことが要因。下期は依然として厳しい状況が続くと想定しているものの、新型コロナウイルスワクチン接種が進むことで、９月から１１月にかけて売上高がある程度回復すると想しているという。

　なお、第２四半期累計（２０年１２月～２１年５月）決算は、売上高２３億２８００万円（前年同期比４５．４％減）、営業損益１２億３３００万円の赤字（前年同期１億７００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS