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3480 ジェイ・エス・ビー

東証P
2,805円
前日比
+21
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.3 1.83 2.17 5.40
時価総額 612億円

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ジェイ・エス・ビー---19年10月期増収・2ケタ増益、不動産賃貸管理事業・高齢者住宅事業ともに順調に推移


ジェイ・エス・ビー<3480>は13日、2019年10月期連結決算を発表した。売上高は前期比9.6%増の426.67億円、営業利益は同15.8%増の34.25億円、経常利益は同15.7%増の33.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.0%増の23.07億円となった。

不動産賃貸管理事業の売上高は前期比8.8%増の398.48億円、セグメント利益は同4.9%増の44.39億円となった。物件管理戸数の増加や借上・自社所有物件の入居率も高水準を維持したことから、学生マンションの家賃収入をはじめ、各種不動産賃貸関連サービス収入は順調に推移した。費用面では、人員数の増加に加え、基幹システム刷新に伴い、新システムへの熟練度の定着過程に係る作業時間の増加により人件費が増加した。また、同新システムの本格稼働に伴う減価償却費の増加、M&A関連費用の計上があった。

高齢者住宅事業の売上高は前期比25.5%増の23.19億円、セグメント利益は同42.5%増の1.53億円となった。前年度に実施した事業譲受による拠点数の増加に加え、当年度に実施した事業会社買収に伴い、売上高が増加するとともに、人員数の増加による人件費等売上原価も増加した。M&Aにより見込んでいたシナジー効果顕在化のタイミングが遅れたこと、また、既存施設の入居率がやや減少したことに伴い、前年同期比で売上総利益率は減少した。一方、M&Aに伴う関連費用等の先行費用の計上はあったが、固定経費等の縮減に努め、営業利益率は増加した。

その他の売上高は前期比4.5%増の4.99億円、セグメント損失は0.05億円(前期は0.07億円の損失)となった。当事業区分は主力事業に対する後方支援的な位置づけを担うことから、潜在的な効果として主力事業の事業収益へ寄与している。

2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.4%増の471.25億円、営業利益が同8.9%増の37.30億円、経常利益が同8.0%増の36.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の23.97億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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