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3457 AndDo

東証P
1,269円
前日比
-15
-1.17%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.6 1.56 3.39 1.05
時価総額 253億円
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決算発表予定日

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And Doホールディングス---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、第1四半期業績として過去最高を更新


And Doホールディングス<3457>は13日、2024年6月期第1四半期(23年7月?9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比60.1%増の153.89億円、営業利益は同182.9%増の9.70億円、経常利益は同191.7%増の8.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同219.4%増の5.58億円となった。

フランチャイズ事業の売上高は前年同期比0.6%増の7.77億円、セグメント利益が同5.7%減の4.90億円となった。開発余力の大きい首都圏及び都市部の新規加盟開発活動に注力し、店舗数拡大によるブランド認知度の向上に加え、積極的な広告宣伝及び人材投資により新規加盟店舗の獲得に努めてきた。当第1四半期における新規加盟契約は27件を獲得し、累計加盟店舗数は696件となった。また、スーパーバイザーの加盟店フォロー体制の強化や各種新規サービスの開発及び提携企業の拡充を進め、当第1四半期における新規開店店舗数は26店舗、累計開店店舗数は629店舗となった。

ハウス・リースバック事業の売上高は同46.4%増の62.50億円、セグメント利益が同40.9%増の7.75億円となった。老後の生活資金や事業資金への活用など、さまざまな資金使途に対応可能な不動産を活用した資金調達方法として顧客のニーズは高く、問合せ件数及び仕入契約件数は順調に推移した。当第1四半期においては、300件を新規に取得し、当第1四半期末時点で累計保有件数711件を賃貸用不動産として運用した。また、充実した在庫を活かして流動化を実施し、245件をファンドや不動産買取会社等への譲渡、再売買及び処分により、キャピタルゲインの獲得を図ってきた。

金融事業の売上高は同29.9%減の1.11億円、セグメント利益が同67.8%減の0.16億円となった。グループの強みである全国ネットワークの査定力、販売力を活かし、不動産の活用により顧客の資金ニーズに対応してきた。リバースモーゲージ保証事業では、提携金融機関の新規開拓及び連携強化によるリバースモーゲージの認知度拡大、利用促進に努めてきた。当第1四半期においては、新規保証件数は145件、累計保証件数は1,312件となり、保証残高は149.34億円となった。一方で、注力事業の転換のため不動産担保融資は縮小し、当第1四半期末時点の貸付残高は22.89億円となった。

不動産売買事業の売上高は同108.4%増の73.43億円、セグメント利益が同185.5%増の7.63億円となった。不動産売買仲介直営店との連携等により仕入の強化及び市場のニーズに適した商品化による販売の促進に努めてきた。住宅ローンの超低金利が維持される中、住宅需要が堅調に推移していることを背景に、充実した商品在庫の売却が順調に進み、当第1四半期における取引件数は同17.8%増の172件となった。

不動産流通事業の売上高は同7.2%減の2.97億円、セグメント利益が同0.6%減の1.50億円となった。不動産売買仲介事業を行っており、ワンストップサービスの起点として、各事業とのシナジーを効かせた収益の獲得を図ってきた。住宅ローンの超低金利継続による実需は堅調に推移したが、注力事業への人員シフトにより、当第1四半期における仲介件数は同22.3%減の433件となった。

リフォーム事業の売上高は同7.4%増の6.08億円、セグメント利益が同48.6%増の0.52億円となった。不動産売買仲介事業との連携による中古住宅+リフォーム受注や、住宅設備メーカー等とコラボレーションしたリフォームイベントを積極的に開催することで集客に繋げてきた。当第1四半期における契約件数は同5.8%減の391件となり、完工件数は同8.4%減の393件となった。

2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.8%増の573.70億円、営業利益が同13.3%増の36.00億円、経常利益が同7.2%増の36.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.2%増の23.76億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

 提供:フィスコ

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