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3457 AndDo

東証P
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ハウスドゥ Research Memo(11):新中期経営計画で配当性向の引き上げを発表


■株主還元策

ハウスドゥ<3457>の2016年6月期の1株当たり配当金は、2016年3月31日を基準日とする株式分割(1株→2株)を調整後、配当性向を以前の計画の15%から18.1%へ引き上げ、16円とした。前期の記念配当を含んだ株式分割調整後の3.5円(配当性向7.2%)から大幅な増配となる。

2017年6月期の1株当たり配当金は17円、配当性向20.1%を計画している。新しい中期経営計画では配当性向を、2018年6月期に25%以上、2019年6月期に30%以上としている。親会社株主に帰属する当期純利益の予想は、2017年6月期が715百万円、2018年6月期が910百万円(前期比27.3%増)、2019年6月期が1,105百万円(同21.4%増)と大幅な増益を見込んでいる。大きな増益幅と配当性向の引き上げにより、計画どおりに進めば連続して大幅な増配となるだろう。

投資家が投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡充を目的に、上場後に2回の株式分割を行った。また、株主数の増加を目的に、2016年2月22日に20万株の株式の立会外分売を実施した。同社は、2015年3月に東証マザーズに上場したが、さらに社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的に東証1部へ市場変更を目指している。

同社株式への投資の魅力を高め、中長期的に保有する株主への還元策の一環として、2016年6月期より株主優待制度を導入した。毎年6月30日現在の株主を対象に、保有する株式数に応じたポイントを付与する。1単元(100株)以上を保有する株主が対象となる。100株の保有株式数に対して付与されるポイントは、初年度が1,500ポイント、2年以上保有に対しては1,650ポイントとなる。保有株式数に応じて、5段階に分けてポイントが加算される。1ポイントは、ほぼ1円に相当する。ポイントは、株主限定の特設インターネット・サイトにおいて、ポイントを食品、電化製品、ギフト、QUOカード、同社オリジナルグッズに交換できる。また、社会貢献活動への寄付も可能だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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