ビーロット Research Memo(5):2017年12月期は7年連続増収増益を目指す
■今後の見通し
ビーロット<3452>の2017年12月期通期の連結業績は、売上高で前期比38.9%増の16,154百万円、営業利益で同27.0%増の1,492百万円、経常利益で同34.4%増の1,175百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同32.8%増の781百万円と期初の予想を据え置いた。達成されれば7年連続の増収増益となる。下期の不動産開発事業の開発プロジェクトとしては新富(ホステル)、京都清水(ホステル)の竣工及び賃料等の収受が開始される予定であり、業績貢献が期待される。貸借対照表の販売用不動産(仕掛含む)が11,306百万円に達していることからも、十分な在庫が確保されていることがわかる。通期目標に対する第2四半期進捗率は売上高で32.6%、経常利益で37.5%と50%を下回ってはいるが、過去2年間の業績予想の達成率は、売上高でも経常利益でも100%を超えており、今期も着地のぶれは小さいことが期待できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《HN》
提供:フィスコ