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キリン堂ホールディングス---2018年2月期営業利益は前期比16.3%増と回復基調へ


キリン堂ホールディングス<3194>は14日、2017年2月期の連結業績を発表した。売上高は前期比3.1%増の1,164.50億円、営業利益は同23.6%減の12.98億円、経常利益は同20.9%減の18.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同23.2%減の6.35億円となった。

同社は、2016年10月6日に通期連結業績予想を下方修正し、業績予想達成に向け、各諸施策を進めてきた。下半期は、同社グループの中核企業であるキリン堂が、既存店の活性化対策として、顧客化の推進、集客を目的とした食品売場の改装を実施したほか、ヘルス&ビューティケア商品のカウンセリング販売やコストコントロールに努めた。既存店売上は昨年11月度以降4ヶ月度連続でプラスとなった。なお期末店舗数は前期末比10店舗純増の344である。

2018年2月期連結業績の会社予想は、売上高が前期比4.8%増の1,220.00億円、営業利益が同16.3%増の15.10億円、経常利益が同11.7%増の20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.7%増の6.90億円を見込む。

同社は「第2次中期経営計画(2018年2月期~2020年2月期)」を策定した。最終年度に「連結売上高1,370.00億円、連結営業利益40億円、連結営業利益率3%、連結ROE10%以上」をめざす方針である。営業利益率の改善と実現力の向上をテーマに、6つの重点課題(1)関西ドミナントの推進、2)既存店の活性化、3)調剤機能の強化、4)アシスタントスタッフの戦力化と作業システム改革、5)販売チャネルの拡大、6)不採算店のスクラップ)に取り組むとしている。

《TN》

 提供:フィスコ

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