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3167 TOKAI

東証P
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TOKAI Research Memo(2):2017年3月期2Qは利益面では期初予想を上回り中間期として過去最高を更新


■決算動向

(1) 2017年3月期第2四半期累計業績の概要

10月31日付で発表されたTOKAIホールディングス<3167>の2017年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.0%減の82,201百万円、営業利益が同137.4%増の4,406百万円、経常利益が同148.9%増の4,428百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同760.2%増の2,384百万円となり、利益ベースでは期初会社計画を上回り中間期として過去最高益を更新した。

売上高の減少は、ガス・石油事業において前期に実施した販売価格引き下げの影響によるもので、約48億円の減収要因となった。一方で、営業利益は光コラボやアクア事業における顧客獲得費用の圧縮効果や、CATV事業の顧客件数増加に伴う利益増により大幅増益となった。期初計画比で営業利益は約10億円上回ったが、この内訳を見ると、光コラボの純増件数が53千件と計画比3割程度下回ったことによる顧客獲得コストの減少で4億円、CATVの想定を上回る顧客数の増加で3億円、LPガスの原料値下がりに伴う利益増で2億円となっている。

また、2016年9月末のグループ全体の顧客件数は、前期末比4千件減の2,554千件となった。主要サービス別の契約件数を見るとガス事業が横ばい、CATV、アクア事業が増加した一方で、情報・通信サービス事業は17千件の減少となった。光コラボへの転用や新規獲得は順調に進んだものの、それを上回る格好で従来型ISP等の解約数が増加したことが要因だ。また、顧客の囲い込みやグループ内の複数サービス利用率拡大を目的として、2012年12月より導入した「TLC会員サービス」の会員数については、9月末で前期末比44千件増の535千件と順調に拡大した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SF》

 提供:フィスコ

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