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3153 八洲電機

東証P
1,522円
前日比
-26
-1.68%
PTS
1,526.1円
10:32 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.2 1.30 1.84 8.74
時価総額 332億円
比較される銘柄
カナデン, 
椿本興, 
東京産
決算発表予定日

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八洲電機 Research Memo(2):ソリューション・エンジニアリング力の強化に注力


■当面の展望・課題

八洲電機<3153>が力を注いでいるのが、ソリューション・エンジニアリング力の強化だ。単にモノを売る、コーディネートするという商社機能だけではなく、実際に工事を行い、技術力を提供している。

それをより明確化するために、2018年4月にエンジニアリング力を最大限に生かした収益力強化を目的としたエンジニアリングビジネスユニットと、製品販売力の強化による売上高拡大を目的としたインフラソリューションビジネスユニットの2つのビジネスユニットに再編した。

それに伴い、セグメント区分の見直しを行い、従来の産業システム事業と社会インフラ事業を統合し、産業・交通事業に変更した。これにより社内の経営管理体制が強化されることになる。

また、空調・給排水・衛生機器設備などの販売、工事、保守・サービスに関して、八洲環境エンジニアリング(株)に承継させ、これらのビジネスについて特化することにより事業の効率化を図った。

一方、これまで工事の発注先だった(株)三陽プラント建設を子会社化し、グループのシナジー効果を最大限に発揮させるほか、同社の事業の広がりが期待できるようになっている。M&Aに関しては、工事関係を中心に今後も積極的に取り組む考え。マッチする企業を探している状況だ。

一方、エンジニアリングの強化で課題となるのが人材だ。人材確保が難しくなっているなか、同社は関連団体の八洲環境技術振興財団を通じた研究助成を行うことで、大学との結びつきを強めている。エンジニアリング力強化に関してはこの面がポイントになりそうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野文也)

《RF》

 提供:フィスコ

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