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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3107 ダイワボウ

東証P
2,698.0円
前日比
-11.5
-0.42%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
97.0 1.87 2.37 29.23
時価総額 2,600億円
比較される銘柄
東京産, 
フルマルHD, 
兼松
決算発表予定日

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<動意株・12日>(大引け)=ブレインP、ダイワボウ、GAテクノなど

 ブレインパッド<3655>=動意。同社はきょう、りそなホールディングス<8308>のデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引する「データサイエンス室」の立ち上げ及び自走化を支援したことを明らかにしており、これが株価を刺激したようだ。同社はDX推進の専門組織として設立されたりそなHDの「データサイエンス室」の立ち上げ・自走化支援に加え、自社の専門性を生かした受託分析業務も実施。両社が取り組んだ金融商品の販売促進策では、購入率が2倍に向上するなどの成果が生まれているという。

 ダイワボウホールディングス<3107>=後場一段高。午後1時30分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を9500億円から1兆200億円(前期比8.0%増)へ、営業利益を308億円から320億円(同2.6%減)へ、純利益を210億円から230億円(同8.6%増)へ上方修正し、あわせて200円としていた期末一括配当予想を300円へ引き上げたことが好材料視されている。ニューノーマルな働き方に対応するためのサブスクリプション型クラウドサービスやテレワーク関連の需要が増加するとともに、ICT環境の整備が進む文教市場で、期後半から全国規模での端末の出荷が本格化していることが要因としている。

 GA technologies<3491>=反発。午前11時20分ごろ、グループ会社の神居秒算が、中華圏向け日本不動産プラットフォーム「神居秒算」で、国内の不動産仲介会社向けに、自動翻訳付きリアルタイムチャットや営業代行などのサービス提供を開始したと発表しており、これが材料視された。「神居秒算」は、中華圏の不動産投資家に対し日本国内の不動産投資用物件を紹介する日本不動産プラットフォーム。今回、言語や商慣習の壁を乗り越えるサービスを開始し仲介会社への営業を強化することにより、契約会社数の拡大と「神居秒算」サイト内の掲載物件の充実を狙うとしている。

 鎌倉新書<6184>=ストップ高。11日の取引終了後に発表した22年1月期の連結業績予想で、売上高40億9000万円(前期比26.3%増)、営業利益7億2000万円(同2.7倍)、純利益5億円(同2.8倍)と大幅増益を見込むことが好感されている。前期下期以降、主力のお墓・仏壇事業がコロナ前の成長トレンドラインに回帰していることに加えて、葬祭事業ではコロナ禍の影響は残るものの収益改善を見込む。また、相続事業、新規サービス事業などの新規事業の成長も見込むという。なお、21年1月期決算は、売上高32億3800万円(前の期比0.8%減)、営業利益2億6500万円(同66.8%減)、純利益1億8000万円(同71.8%減)だった。

 日本鋳造<5609>=大幅高で4日続伸。株価はきょうで4連騰と上げ足を強めている。JFE系の鋳造専業メーカーで年間25円配当を実施しているにもかかわらず、PBRが0.4倍台と安値圏に放置されていることで小型のバリュー株として水準訂正余地の高さが意識されている。また、独自開発した低熱膨張剤「LEXシリーズ」は高精度機器向けの素形材として注目度が高く、宇宙開発や半導体業界向けなどで需要開拓が見込まれている。

 大盛工業<1844>=急伸。同社は東京を中心に下水道工事などを主力とする土木会社で足もとの業績は会社側の想定を上回って推移している。11日取引終了後、21年7月期中間期(20年8月~21年1月)業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の22億1300万円から23億6200万円(前年同期比0.5%減)へ、営業利益は1億300万円から2億4400万円(同37%減)に上方修正した。完工総利益の拡大や収益性の高い不動産物件の販売が前倒しされたことなどが増額の要因。株価は200円近辺の値ごろ感に加え、0.7倍台のPBRにも割安感があり、上値を見込んだ買いが集中している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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