神戸物産が分割後高値を更新、好調な2月月次売上発表後は買い先行の展開
神戸物産<3038>が3連騰し2月2日の株式分割落ち後高値を2ヵ月ぶりに更新。業務用食品スーパーを全国展開するが、3月発表の今2015年10月期第1四半期連結経常利益は前年同期比2.1倍の29.9億円と拡大し、上期連結経常利益計画の89%を達成した。3月26日発表の2月度個別ベース売上高速報では直轄エリア既存店売上高が前年同月比6.2%増と拡大し11~1月度の月次4%台の伸びを大きく上回り、地方エリア既存店売上高でも2月度は7.8%増と伸びた12月を除き7%台の高い伸びとなった。既存店を含む全店ベースでは2月度売上高は9.4%増と11月8.2%増を上回る高い伸びとなった。
同社には円安推移は輸入食材の仕入れコスト上昇につながりアゲインストとなる。が、今期は首都圏中心に主力の業務スーパー30店舗を出店予定。既存店ベース売上高伸長mのあり今期連結経常利益2ケタ減益とする同社予想の減益幅は縮小するとの期待感も買いを呼び込む格好で、3月月次売上高発表当日に付けた直近安値から1100円超の大幅上昇となった!?
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)
同社には円安推移は輸入食材の仕入れコスト上昇につながりアゲインストとなる。が、今期は首都圏中心に主力の業務スーパー30店舗を出店予定。既存店ベース売上高伸長mのあり今期連結経常利益2ケタ減益とする同社予想の減益幅は縮小するとの期待感も買いを呼び込む格好で、3月月次売上高発表当日に付けた直近安値から1100円超の大幅上昇となった!?
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)