イートアンドは冴えない、工場火災の影響で今期は一転最終赤字の見通し

　イートアンドホールディングス<2882>は冴えない。１０日の取引終了後、２４年２月期第３四半期累計（３～１１月）の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。２３年１２月に発生した同社グループ関東第一工場の火災による影響を踏まえ、最終損益の見通しを４億５０００万円の黒字から７億円の赤字（前期は３億８５００万円の黒字）に見直しており、ネガティブ視されたようだ。

　２４年２月期において、火災に伴う工場の設備及び関連費用に関し１４億円の特別損失を計上する見込み。損失は保険の対象となっており、受取保険金額が確定した時点で特別利益を２５年２月期に計上する見通しとしている。売上高と営業・経常利益の見通しは据え置いた。３～１１月期の売上高は前年同期比１０．６％増の２７０億７０００万円、最終利益が同５．６％増の４億２７００万円だった。

出所：MINKABU PRESS