貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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2801 キッコーマン

東証P
1,834.0円
前日比
+9.5
+0.52%
PTS
1,831.5円
23:22 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.3 3.55 1.15 2.56
時価総額 17,779億円
比較される銘柄
カゴメ, 
味の素, 
宝HLD

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<話題の焦点>=野菜高騰が長期化、対策関連の銘柄は?

 9月以降台風による大雨や日照不足に伴う、着果や生育不良などにより野菜の価格が高騰し、それが長期化している。東京都中央卸売市場での10月7~13日の卸売価格(最高値)を見ると、前年同期比でニンジンは2.1倍、ホウレンソウ1.7倍、キュウリ1.7倍など高値が続いている。11月中旬には、価格は沈静化するとの見方がある一方で、台風により甚大な被害を受けた北海道産の出荷が落ち込んでいるニンジンとジャガイモの高値は継続しそうだ。

 こうした野菜高騰の長期化に対応した消費者の購買姿勢の変化で需要が拡大している関連企業に注目してみたい。まず、冷凍ホウレンソウなど冷凍野菜をはじめとした冷凍食品大手のニチレイフーズはニチレイ<2871>から分社化した企業。さらに、ミックスベジタブルなど冷凍野菜を品揃えしているマルハニチロ<1333>にも注目。

 さらに、野菜ジュースの需要増に期待が掛かる。カゴメ<2811>は、2月に「トマトジュース」シリーズから、 機能性表示食品として「高リコピントマト使用」、「スマートPET」など4品目を発売して機能性表示食品に移行したことで好調な販売をみせており、その他の野菜系のジュースの需要増にも期待できそうだ。このほか、野菜ジュースでは、伊藤園<2593>、キッコ-マン<2801>にも注目したい。

 また、代替食材として需要が拡大するのが漬物 。関連銘柄は、セブン&アイ・ホールディングス<3382>向けが、売上高の4割を占め、漬物業界売上1位のピックルスコーポレーション<2925>も見逃せない。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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