東北新社は冴えない、５月公開作品の興行成績計画届かず１９年３月期業績予想を下方修正

　東北新社<2329>は冴えない展開。１２日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を６５０億１６００万円から６４８億５８００万円（前期比１．６％増）へ、営業利益を２７億８００万円から２５億５３００万円（同８．６％減）へ、最終損益を１０億６９００万円の黒字から４億９８００万円の赤字（前期２３億６１００万円の黒字）へ下方修正しており、これが弱材料視されている。

　５月公開の劇場映画の興行成績が計画を下回ったことに加えて、プロモーション部門でイベントなどでの集客が予定に届かなかったことなどが売上高・利益を押し下げた。また、子会社スターチャンネルののれんの減損損失２３億１６００万円を特別損失として計上することも最終損益を悪化させる。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高２９１億１７００万円（前年同期比２．５％減）、営業利益４億１０００万円（同６９．７％減）、最終損益２２億９４００万円の赤字（前年同期１６億７３００万円の黒字）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）