ドーン、クラウド利用料増で２３年５月期も増収増益へ

　ドーン<2303>はこの日の取引終了後、２３年５月期業績予想を発表。売上高を前期比８．０％増の１３億２０００万円、営業利益を同８．８％増の４億３５００万円とし、前期に続き増収増益となる見通しを示した。

　配当予想も前期比１円増の年１５円とした。クラウドサービスの利用料収入について、既存顧客の定常収入に加えて新たな契約の獲得に伴う増収を予想。また、受託開発についてクラウドサービスの新規契約に伴う初期構築のほか、引き続き電力会社の施設管理向け地理情報システムなどの受注を見込んでいる。なお、同時に発表した２２年５月期決算は、売上高が前の期比９．２％増の１２億２２００万円、営業利益が同１７．９％増の４億円だった。

　あわせて、２５年５月期を最終年度とする中期経営計画を策定したと発表した。最終年度に売上高１５億５０００万円（今期予想比１７．４％増）、営業利益５億５１００万円（同２６．７％増）を目指す。

出所：MINKABU PRESS