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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ミニストップ、AGC、東エレク

ミニストップ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ミニストップ <9946>  1,468円  +35 円 (+2.4%)  本日終値
 ミニストップ<9946>が3日ぶりに反発。同社は6日取引終了後に、23年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業損益は7億2900万円の赤字となり、前年同期(18億7700万円の赤字)から赤字幅が縮小したことが買い手掛かりとなったようだ。営業総収入は205億5200万円(会計基準変更のため前年同期との比較なし)で着地。広告宣伝費や設備費などの経費を削減したことが赤字縮小につながった。なお、通期業績予想は営業総収入805億円、営業損益2億円の赤字とする従来見通しを据え置いている。

■AGC <5201>  4,755円  +95 円 (+2.0%)  本日終値
 AGC<5201>が反発。同社は6日、国内の建築用ガラス関連製品の販売価格を10月1日納品分から引き上げると発表しており、採算改善などが期待されているようだ。価格改定は、原燃材料や副資材価格、物流費などの急騰に加え、急激な円安の進行に伴い、各種コストが著しく上昇していることが主な理由。引き上げ率は、フロートガラスが約40%、型板ガラス及び網入型板ガラスが約35%、網入磨き板ガラスが約30%、ミラーが約20%、建築用加工ガラスのうち主要製品については25~30%を予定している。

■東京エレクトロン <8035>  42,820円  +800 円 (+1.9%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>は強弱観対立のなか売り買い交錯。株価は6月中旬以降大きく水準を切り下げ、週明け4日に4万1340円の年初来安値をつけたばかりで底値模索から脱せない状況にある。ただ、直近はコモデティ価格の下落を受けて、ヘッジファンドによる資源関連買い・グロース(成長)株売りのロング・ショート戦略の巻き戻しの動きが観測されており、ハイテク株の一角がリバウンド局面に移行している。半導体関連株も買い戻しの対象で、半導体製造装置の国内トップメーカーである同社株にも浮揚力が働いている。ただし、東京市場はあす8日にETF分配金捻出のための大規模な売り圧力が想定され、時価総額上位で流動性の高い同社もその影響を受けるとの見方があり、上値も重い展開が続いている。

■MDV <3902>  1,147円  +20 円 (+1.8%)  本日終値
 メディカル・データ・ビジョン<3902>は5日続伸。6日の取引終了後、同社が開発・提供するAIアプリ「dAlbet」でSBIホールディングス<8473>傘下のSBI証券と糖尿病予防を推進するための連携を開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。「dAlbet」は、利用者自らが血液検査の数値を入力することで、糖尿病のリスクなどが画面表示され、健康管理に役立てることができるアプリ。今回の連携により、SBI証券口座のユーザーにメルマガなどの告知が届き、ユーザーが同アプリをダウンロードすることで、糖尿病予防に取り組めるよう促すとしている。

■ヤマトホールディングス <9064>  2,285円  +33 円 (+1.5%)  本日終値
 ヤマトホールディングス<9064>が続伸。子会社のヤマト運輸が6日に発表した6月の小口貨物取扱実績(宅配便)は前年同月比1.6%増の1億9481万個となり、増加基調が続いたことが好感された。宅急便・宅急便コンパクト・EAZYの取扱個数は同0.4%減と微減となった一方、小型荷物向けの「ネコポス」が同11.8%増と好調が続いた。

■すかいらーく <3197>  1,570円  -28 円 (-1.8%)  本日終値
 すかいらーくホールディングス<3197>、ゼンショーホールディングス<7550>のほか、ロイヤルホールディングス<8179>、サイゼリヤ<7581>、串カツ田中ホールディングス<3547>など外食関連株が安い。国内で新型コロナウイルスの感染が再び拡大しており、前日6日の新規感染者数は4万5821人と前週の同じ曜日と比べ約2倍に増加した。オミクロン株の派生型「BA.5」への置き換わりが進んでいることが一因とみられ、株式市場でも今後の更なる感染拡大への警戒感が急速に高まっている。外出抑制の動きが再度強まることも予想され、これを懸念した売りが外食関連株に向かっているようだ。

■ヘッドウォータース <4011>  3,900円  +700 円 (+21.9%) ストップ高   本日終値
 ヘッドウォータース<4011>がストップ高。6日の取引終了後、大成建設<1801>が提供する「LifeCycleOS」パートナーに認定されたと発表しており、これが好材料視された。LifeCycleOSは、BIM(建物の形状データに属性データを付加したデータ)とIoTを融合し、さまざまな建物ユーザーに求める情報サービスを建物のライフサイクルにわたって提供する大成建設の建物プラットフォーム。これまでも協業してきた東京エレクトロン デバイス<2760>とともに「LifeCycleOS」のパートナーに認定され、大成建の建設DXとデジタルツインを推進するという。

■コックス <9876>  180円  +28 円 (+18.4%) 一時ストップ高   本日終値
 コックス<9876>は急騰。6日の取引終了後に23年2月期第1四半期(3~5月)の決算を発表し、最終利益は前年同期の赤字から黒字転換となる2億500万円で着地した。通期計画が1億2000万円の赤字予想であるだけに、これがサプライズとなる形で買いを呼び込んだようだ。売上高は前年同期比19.9%増の38億4400万円だった。既存店売上高が大きく伸長したほか、固定費削減や期中稼働店舗数の減少によって販管費を抑制した。なお、通期見通しについては従来予想を据え置いた。

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