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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2222 寿スピリッツ

東証P
1,711.5円
前日比
+27.0
+1.60%
PTS
1,710円
23:47 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
27.9 8.25 1.64 12.80
時価総額 2,663億円
比較される銘柄
グリコ, 
森永, 
ブルボン
決算発表予定日

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<動意株・6日>(大引け)=アイネット、コマツなど

 アイネット<9600>=強含む。同社はきょう午後1時頃に、23年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比11.5%増の26億4000万円としたことや、年間配当計画を前期比1円増配の48円としていることが好感されているようだ。売上高は同7.5%増の335億円を見込む。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進により、情報通信技術(ICT)への投資は更に高まっていくとみている。あわせて、25年3月期の売上高目標を377億円、営業利益目標を32億円とする中期経営計画を発表。重点強化ポイントとして「DX、ニューノーマル時代に向けた顧客サービス、研究開発の推進」「共創・イノベーション推進と価値創出」などを挙げている。

 コマツ<6301>=大幅高で3日続伸。株価は一時、2日終値に比べ7%超高に買われ年初来高値を更新した。4月28日に発表した決算内容を好感する買いが継続している。22年3月期連結営業利益は前の期比89.5%増の3170億1500万円の大幅増益となったのに続き、23年3月期の同利益は前期比9.1%増の3460億円と連続増益が見込まれている。前期は年96円(前の期比41円増)とした配当は、今期も同水準とする計画。今期の想定為替レートは1ドル=118円で足もとの円安は追い風。主力の建設機械は販売量の増加や販売価格の改善が寄与しているほか、鉱山機械はインドネシアを中心に堅調な需要が続くとみられている。市場には、今期同利益は3600億円台への増額観測も出ている。

 アドウェイズ<2489>=急動意。2日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を135億円から138億円へ、営業利益を11億円から14億2000万円へ、純利益を7億円から10億円へ上方修正し、あわせて3円69銭を予定していた期末一括配当予想を5円49銭へ引き上げたことが好感されている。前期は決算期変更に伴う変則決算のため前期との比較はないものの、第1四半期(1~3月)においてエージェンシー事業でマンガアプリを展開するクライアントからの需要が増加したことに加えて、台湾におけるブランド広告主向けブランディング広告が好調なことなどが寄与。また、グループ全体で人件費などの販管費を抑制したことも利益を押し上げる。なお、第1四半期決算は、売上高35億1800万円、営業利益6億5500万円、純利益5億100万円だった。

 寿スピリッツ<2222>=大幅反発。2日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が307億円から321億9000万円(前の期比38.7%増)へ、営業利益が1億5000万円から14億円(前の期28億9000万円の赤字)へ、最終利益が9億4700万円から19億1000万円(同5億6900万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表した。国内小売及び通信販売で、クリスマス・年末帰省・ホワイトデーなど季節イベントでの販促強化や限定商品投入などの対策が奏功した。また、生産性向上による売上総利益率の改善や、販売促進費などの経費の効率的な使用に努めたことなども寄与した。

 TOA<6809>=商い膨らませ急伸。放送設備など音響システムを主力に、防犯カメラなどセキュリティー関連の映像システムにも展開している。2日取引終了後に発表した23年3月期の営業利益は前期比34%増の29億円と大幅伸長を見込んでおり、年間配当も前期実績の2倍となる40円を計画していることで、ポジティブサプライズとなった。配当利回りは2日終値で換算して5.68%と高水準だ。更に、25年度(26年3月期)を最終年度とする中期計画もあわせて発表。売上高520億円(前期実績408億6400万円)、営業利益45億円(同21億5900万円)とハイレベルの数値目標を掲げており、これも投資マネーの流入を助長している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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