メンバーズが２０万株を上限とする自社株買いを発表

　メンバーズ<2130>が２日の取引終了後、上限を２０万株（発行済み株数の１．５１％）、または４億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は２月３日から４月２８日までで、株主への還元の充実及び資本効率の向上ならびに将来の機動的な資本政策を可能とすることなどが目的としている。

　一方、２３年３月期の連結業績予想について、売上高を１８２億円から１７３億円（前期比１５．８％増）へ、営業利益を２２億円から１２億円（同３６．０％減）へ、純利益を１５億７３００万円から８億５０００万円（同３９．５％減）へ下方修正した。

　ＥＭＣ事業における既存顧客に依存した営業体制により新規顧客の開拓に遅れが生じたことが要因としている。また、中途採用数が計画を下回り全社員数に対して新卒社員数の割合が高まったことから、稼働率やサービス力の低下など収益性の低下を見込んでいる。

　なお、第３四半期累計（２２年４～１２月）決算は、売上高１２６億１０００万円（前年同期比１９．１％増）、営業利益６億７００万円（同３８．８％減）、純利益３億７９００万円（同４４．８％減）だった。

出所：MINKABU PRESS

最終更新日：2023年02月02日 16時22分