Iスペース Research Memo(9):潤沢な手元キャッシュで安定した株主還元を実施
■株主還元策
インタースペース<2122>は配当の基本方針として、業績動向や資金ニーズ、将来の事業展開のための内部留保などを総合的に勘案して決定することとしており、2022年9月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの20.0円(配当性向18.7%)を予定している。また、自己株式取得についても、2021年11月から2022年5月までに合計502千株を522百万円で取得した。今回の自己株式取得により、発行済株式数に占める自己株保有比率は9.9%まで上昇した。2022年9月期の配当金と自己株式取得を合わせた総還元性向では約90%となる見通しだ。株式の流動性を考えれば、2023年9月期以降は自己株式取得よりも配当金の増配で株主還元を実施していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ