日経レバが1カ月半ぶり1万4000円大台割れ、売買代金は全市場でトップに
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が6日続落。1万4000円大台を約1カ月半ぶりに下回ってきたほか、中長期波動の分水嶺である75日移動平均線も下に抜けつつある。同銘柄は日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率は日経平均の2倍に基本設定されており、全体相場が波乱含みの地合いになると個人投資家などの短期資金の参戦が活発化する。売買代金は全市場を通じてトップ。今週は週末にメジャーSQ算出を控えることもあり、先物主導で不安定な展開となりやすい。前日の米国株市場ではインフレ警戒感から米長期金利が上昇し、これを嫌気する格好でハイテク株中心に持ち高を減らす動きが続いた。東京市場でもこれに追随する動きとなっている。
出所:MINKABU PRESS
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