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外為サマリー:介入警戒感から144円60銭台に伸び悩む

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円67銭前後と前日の午後5時時点に比べて35銭程度のドル高・円安となっている。

 29日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が23万9000件と市場予想(26万5000件程度)を下回ったほか、1~3月期の米実質国内総生産(GDP)確定値が前期比の年率換算で2.0%増と改定値の1.3%増から上方修正されたことを受け、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が一段と高まった。また、パウエルFRB議長が29日の講演で「インフレ率はなお高すぎる水準にあり、2%の目標に戻るまでの道のりは長い」と述べたことで、大規模な金融緩和を維持する日銀との方向性の違いに着目したドル買い・円売りが断続的に流入。週末・月末・四半期末に伴うドル需要もあったようで、午前10時40分過ぎには一時145円07銭と昨年11月以来のドル高・円安水準をつけた。ただ、政府・日銀による円買い介入の警戒感が強まりやすいなか、鈴木俊一財務相が「行き過ぎた動きに対しては適切に対応しなければならない」との発言をきっかけにドル円相場は失速。今晩に発表される5月の米個人消費支出(PCE)を控えた持ち高調整の動きなどもあり、午後2時40分過ぎには144円62銭まで伸び悩む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0870ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=157円25銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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