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株価指数先物【引け後コメント】 日経225先物は再び上値抵抗の52週線を捉える、FOMC通過後にシグナル発生となるか


大阪9月限
日経225先物 27760 +110 (+0.39%)
TOPIX先物 1947.5 +3.5 (+0.18%)

 日経225先物(9月限)は前日比110円高の2万7760円で取引を終了。寄り付きは2万7540円とシカゴ日経平均先物(2万7415円)を上回り、小幅な下落で始まった。現物の寄り付き直後に2万7490円まで売られたものの、オプション権利行使価格の2万7500円水準での底堅さが意識された。売り一巡後はグローベックスのナスダック100先物の強い動きなどが安心感につながり、前引けにかけて下げ幅を縮めランチタイムでプラスに転じた。後場に入り下げに転じる場面も見られたものの、概ね前日の終値水準で底堅い値動きを継続するなか、後場半ばには2万7760円まで買われた。

 日経225先物は朝方こそ米国市場が下落した影響で売りが先行したものの、時間外取引で決算評価からアルファベット<GOOGL>やマイクロソフト<MSFT>など大型テックが買われていたほか、テキサスインスツルメンツ<TXN>も強い動きを見せていたことが押し目狙いのロングに向かわせた。また、米上院が半導体製造関連に2800億ドルの補助金を出す法案について、手続きを進めることを承認したと報じられた。この報道も支援材料となったと見られ、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]は寄り付きをほぼ安値にリバウンド基調を強め、3%を超える上昇で日経平均株価を約48円押し上げる格好となった。

 なお、グローベックスのNYダウ、ナスダック100先物はいずれも前日の下落分をほぼ埋める形で推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%利上げは織り込まれており、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言で急激な利上げへの警戒が後退するようであれば、センチメントを改善させてくる可能性もあるため、本日のナイトセッションでは短期筋の仕掛け的な商いなどが活発化しそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.19倍に低下して始まったものの、同水準に位置する75日線を支持線に切り返し、14.25倍に上昇した。また、13週、26週線からのリバウンドにより、再び上値を抑えられてきた52週線に接近してきた。大型テック株のリバウンドが指数インパクトの大きい値がさハイテク株へ波及する格好で、日経平均型優位の動きを見せてくる可能性もあるため、52週線突破といったシグナルを見せてくるようだと、NTロングの動きに向かわせよう。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが1480枚、ゴールドマンが430枚程度の売り越しに対して、BNPパリバが1310枚、野村が820枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はゴールドマンが1870枚、BofAが650枚程度の売り越しに対して、モルガンSが1010枚、ABNアムロが870枚、JPモルガンが730枚程度の買い越しだった。

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