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東京株式(大引け)=440円安、中国景気減速などを警戒してリスクオフ一色に

 31日の東京株式市場は、広範囲に売りがかさみ日経平均株価は400円を超える大幅安。中国景気の減速を嫌気して利食い急ぎの動きが加速した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比440円28銭安の3万887円88銭と5日ぶり大幅反落。プライム市場の売買高概算は25億8648万株、売買代金概算は6兆9552億円。値上がり銘柄数は230、対して値下がり銘柄数は1571、変わらずは34銘柄だった。

 きょうの東京市場は主力株をはじめ幅広い銘柄に利益確定の売りが顕在化し、先物を絡め日経平均は大きく下値を探る展開に。前日の欧州株市場が全面安に売られたほか、米国株市場でも債務上限問題の採決を警戒して、NYダウが反落するなどリスク回避ムードが強まった。また、取引時間中に発表された中国の経済指標を受け景気の減速懸念が嫌気され、アジア株が全面安商状に売られたことも投資家心理を冷やした。外国為替市場で円高に振れたことは、輸出株やインバウンド関連を中心にネガティブに作用した。なお、主要株価指数の構成銘柄入れ替えに伴う売買が活発化し、売買代金は7兆円近くに膨らんだ。これはプライム市場再編後では過去最大。値下がり銘柄数は全体の86%を占めている。

 個別では、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>など半導体関連が軒並み安く、キーエンス<6861>も下落。三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社が大きく売り込まれた。オリエンタルランド<4661>が安く、武田薬品工業<4502>も軟調。サンケン電気<6707>は大幅安となり、セグエグループ<3968>は値下がり率トップとなった。芝浦メカトロニクス<6590>の下げも目立つ。

 半面、ルネサスエレクトロニクス<6723>が高く、HOYA<7741>も堅調な値動きを示した。東京海上ホールディングス<8766>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>も買いが優勢だった。アステリア<3853>が急騰、HEROZ<4382>、ACCESS<4813>なども値を飛ばした。モバイルファクトリー<3912>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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