株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0000 日経平均

指数
38,787.38
前日比
-132.88
-0.34%
比較される銘柄
NYダウ, 
TOPIX, 
米ドル/円
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【昼刊】:NEC、オイシックス、INPEX

■NEC <6701>  5,100円  +325 円 (+6.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 NEC<6701>が急反発している。29日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を670万株(発行済み株数の2.46%)、または300億円としており、取得期間は22年8月30日から23年3月31日まで。同社では、長期安定的な配当と中長期的な企業価値の向上を通じて株主へ利益を還元するとしており、財務状況改善や、業績見通しに照らした現在の株価水準等を総合的に考慮した結果、自社株の取得を実施するという。

■オイシックス・ラ・大地 <3182>  2,005円  +88 円 (+4.6%)  11:30現在
 オイシックス・ラ・大地<3182>が急反発。前日は地合い悪のなか下値を試す展開を余儀なくされたが、きょうは前日の下げを帳消しにする上昇をみせ2000円台を回復した。同社は青果物を中心としたネット通販を手掛けるが、29日取引終了後に、給食の受託事業を展開するシダックス<4837>にTOB(株式公開買い付け)をかけることを発表した。最大で33%の株式取得を目指し、取得総額は約100億円となる見通しだが、これによる業容拡大効果に期待した買いを呼び込んでいる。1株541円と現在のシダックスの株価よりも低い水準でのTOBとなる。

■INPEX <1605>  1,663円  +69 円 (+4.3%)  11:30現在
 INPEX<1605>が大幅続伸。29日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の10月限が前日比3.95ドル高の1バレル=97.01ドルと大幅に上昇した。一時、97.37ドルと約1カ月ぶりの高値をつけた。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成される「OPECプラス」が減産に踏み切るとの見方が浮上しているほか、産油国リビアからの原油供給が政情不安で滞ることへの懸念が原油高の要因となった。

■KeePer技研 <6036>  4,095円  +155 円 (+3.9%)  11:30現在
 KeePer技研<6036>が反発している。29日の取引終了後、新サービス「フレッシュキーパー」を9月1日に発売すると発表しており、これが好感されている。新サービスは、同社のベストセラーである1年耐久のクリスタルキーパーに、「雨が降れば、まるで洗車をしたようにキレイになって、楽になる」をメリットとして付加し、費用を2万円台に抑えたサービス。なお、キーパープロショップ、キーパー施工店では10月1日に発売するとしている。

■アスクル <2678>  1,830円  +50 円 (+2.8%)  11:30現在
 アスクル<2678>が大幅高で3日ぶりに反発している。29日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の月次業績で単体売上高が前年同月比8.1%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。主力のBtoB事業は同12.5%増となった。前年同月に比べて平日と土曜日が1日多かったことに加えて、7月27日に新アスクルWebサイトの一部機能を先行リリースしたことが寄与したもよう。ソロエルアリーナサイトがオープン化され、外部検索サイトから商品詳細ページなどに直接訪問が可能になり、買い回りの拡大などの効果が徐々に表れてきているという。なお、LOHACO事業は前期の大型販促の反動から同14.5%減となった。

■レオパレス21 <8848>  334円  +8 円 (+2.5%)  11:30現在
   レオパレス21<8848>が反発している。29日の取引終了後、電気自動車(EV)充電インフラを提供するTerra Motors(東京都港区、テラモーターズ)と提携を開始し、賃貸住宅へのEV充電スポット設置を推進すると発表しており、これが好感されている。レオパレスが管理する賃貸住宅に対して、テラモーターズのEV充電インフラ「Terra Charge」の導入を進めるという。入居者に対してはEV充電ができる環境を提供することにより、EV購入の契機となることやEVユーザーの利便性向上を目指すとしている。一方、賃貸住宅のオーナーに対しては、EV充電が可能な住宅及び月極駐車場として、空室対策や資産価値向上に寄与するとしている。

■オリンパス <7733>  3,025円  +66 円 (+2.2%)  11:30現在
 オリンパス<7733>は切り返し急。前日は全体乱調相場に引きずられ下値を試す展開を強いられたが、きょうは一転して寄り付きカイ気配でスタートする人気となり3000円台を回復した。29日取引終了後、同社の科学事業子会社エビデントの全株式を米ベインキャピタルに売却することを発表(売却金額は約4276億円)しておりこれがポジティブサプライズとなった。同社は主力の消化器内視鏡など医療分野に経営資源を集中する方針にあり、株価を強く刺激する格好となっている。

■エアトリ <6191>  2,695円  +56 円 (+2.1%)  11:30現在
 エアトリ<6191>は5日ぶりに反発。東京証券取引所が29日の取引終了後、同社株を30日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上などによる売買活性化への期待から買われているようだ。また、日本証券金融も同じく30日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■三井不動産 <8801>  2,852円  +53.5 円 (+1.9%)  11:30現在
 三井不動産<8801>が高い。大和証券は29日、同社株のレーティングを「2」から「1」に引き上げた。目標株価は3410円(従来3270円)に見直した。同証券では、米国の新築ビルの利益寄与などを見込み23年3月期の連結営業利益を2968億円から3012億円(会社予想3000億円)に上方修正した。第2四半期以降の東京ドームの営業黒字化も見込んだ。24年3月期の同利益は3325億円(今期推定比10.4%増)と2ケタ増益を予想。同社はホテル、リゾート事業が比較的大きいため、今後のリオープニング期待などで株価は見直される可能性もある、とみている。

■アンビスHD <7071>  5,440円  +100 円 (+1.9%)  11:30現在
 アンビスホールディングス<7071>が反発している。東京証券取引所が29日の取引終了後、同社株を30日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入っているようだ。また、日本証券金融も30日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■レーザーテック <6920>  19,340円  +270 円 (+1.4%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>は1万9000円大台攻防の様相。前日は1000円超の下落でサポートラインとなっていた25日移動平均線をマドを開けて下抜け、一時1万9000円ちょうどまで売られる場面があったが、きょうは下げ過ぎ是正をにらんだ押し目買いも観測される。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに続落し、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も下値模索の動きを続けた。大手半導体メーカーに設備投資抑制の動きが見え始めるなか、半導体製造装置業界の先行き不透明感も意識されているが、主力銘柄の株価面では前倒しで織り込みが進んでいるとの見方もある。そのなか同社株は、強弱観対立のなかも信用取引を活用した個人投資家の買いがここ再び増勢基調にあり、半導体関連のシンボルストックとして足もとの株価動向に注目度が高い。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,558円  +62 円 (+1.1%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が頑強な値動き。前日は日経平均株価が急落するなか先物主導のインデックス売りを浴びて大きく株価水準を切り下げたが、きょうは先物絡みでその買い戻し圧力が働いているほか、5500円近辺は値ごろ感からの実需買いも観測されている。ナスダック市場との株価連動性もひと頃よりは低まっているようだ。信用買い残の整理が進捗しており、8月19日申し込み現在で800万株を下回ってきた。一方で売り残は増加基調にあり、530万株台まで増えて信用倍率は1.5倍まで改善していることで、株式需給面からは下支え効果をもたらしている。

■古河機械金属 <5715>  1,270円  +14 円 (+1.1%)  11:30現在
 古河機械金属<5715>は反発。29日の取引終了後、上限を85万株(発行済み株数の2.19%)、または10億6760万円とする自社株を30日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表しており、これが好感されている。資本効率の向上を図り、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。

■宮入バルブ製作所 <6495>  162円  +17 円 (+11.7%)  11:30現在
 宮入バルブ製作所<6495>が急反発している。きょう付の読売新聞オンラインで、「政府は、水素を運搬する大型船舶を受け入れられる港湾を複数整備する方向で調整に入った」と報じられたことが材料視されているもよう。政府がモデルとした今年2月の実証実験を行った水素推進組織「HySTRA(ハイストラ)」に参加する川崎重工業<7012>、岩谷産業<8088>と並んで、液体水素のサプライチェーン構築に必要なパーツとして、液体水素用バルブを手掛ける同社や、水素バルブを手掛けるハマイ<6497>などにも思惑が波及しているようだ。

■ファイズHD <9325>  1,098円  +99 円 (+9.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 ファイズホールディングス<9325>は4連騰。前日は日経平均急落のなか逆行高でプライム市場の値上がり率上位5傑に入る人気となったが、きょうもその余勢を駆って上値追いを継続、2021年2月以来約1年半ぶりの高値圏を快走している。EC事業者を対象に配送事業や物流センター運営などを手掛けており、アマゾン・ドット・コム<AMZN>を最大顧客としている点は大きな強みとなっている。足もと業績絶好調で、23年3月期は営業利益段階で前期比57%増益の9億円を見込み、過去最高益を大幅更新する見通しにある。

●ストップ高銘柄
 セーラー広告 <2156>  350円  +80 円 (+29.6%) ストップ高   11:30現在
 フジックス <3600>  2,354円  +400 円 (+20.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 光陽社 <7946>  2,399円  +400 円 (+20.0%) ストップ高   11:30現在
 アミタホールディングス <2195>  3,400円  +500 円 (+17.2%) ストップ高   11:30現在
 MHT <9218>  1,108円  +150 円 (+15.7%) ストップ高   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均