【市況】東京株式(前引け)=反発、前日急落の反動で買い戻し優勢
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、朝方から買い優勢の展開となり日経平均は2万8000円台を回復した。前場後半に上げ幅を広げ300円近い上昇を示している。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って続落したが、東京市場では前日に日経平均が760円あまりの急落をみせていたこともあり、目先自律反発狙いの買いが表面化した。外国為替市場では138円台後半と円安水準で推移したことも輸出セクターに追い風となった。プライム市場全体の8割以上の銘柄が上昇した。
個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が高く、INPEX<1605>も買われた。三菱重工業<7011>が大きく水準を切り上げたほか、NEC<6701>も買い人気となった。OATアグリオ<4979>、ファイズホールディングス<9325>が値を飛ばし、青山商事<8219>は値上がり率トップに買われた。半面、SUMCO<3436>、ベイカレント・コンサルティング<6532>が冴えず、アイスタイル<3660>も利食われた。メドピア<6095>も安い。
出所:MINKABU PRESS