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東京株式(大引け)=99円高、米株急伸受け一時2万8000円台回復も上値重い展開に

 28日の東京株式市場は朝方買い優勢で始まった後、日経平均は急速に値を消し下げに転じる場面もあったが、その後は買い直されてプラス圏で引けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比99円73銭高の2万7815円48銭と続伸。プライム市場の売買高概算は13億7679万株、売買代金概算は3兆2742億円。値上がり銘柄数は1203、対して値下がり銘柄数は549、変わらずは85銘柄だった。

 前日の米国株市場ではFOMC通過後にハイテク株を中心として主要株価指数が大幅に上昇した。これを受け、きょうの東京市場も朝方はリスク選好ムードのなか主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、日経平均は2万8000円台に乗せる場面もあった。パウエルFRB議長の記者会見では今後の利上げペースが緩む可能性が意識され、これが好感された。しかし、東京市場では朝方は高く始まったものの上値も重かった。外国為替市場でドル安・円高が進んだことが、利食い急ぎの動きを誘う形となり、前場中盤から急速に値を消し、日経平均は一時マイナス圏に沈む場面もあった。2万8000円近辺は戻り売り圧力も強く押し返される格好となったが、下値抵抗力も発揮し、結局プラス圏で引けている。売買代金は3兆2000億円台と活況だった。

 個別では、売買代金で1位と2位を占めたレーザーテック<6920>と東京エレクトロン<8035>がしっかり。信越化学工業<4063>も買いを集めた。エムスリー<2413>が値上がり率トップに買われ、リクルートホールディングス<6098>も大きく上昇。ファーストリテイリング<9983>が堅調、ファナック<6954>も高い。三菱自動車工業<7211>が大商いで値を飛ばし、中部電力<9502>も大幅高。東光高岳<6617>、Sansan<4443>などの上げも目立つ。

 半面、トヨタ自動車<7203>が軟調、アドバンテスト<6857>が冴えず、ダブル・スコープ<6619>も売りに押された。ダイキン工業<6367>も値を下げた。サイバーエージェント<4751>が大きく値を下げ、太平洋工業<7250>、小糸製作所<7276>が急落、NECネッツエスアイ<1973>、デクセリアルズ<4980>も大幅安。豊田合成<7282>下値を探った。

出所:MINKABU PRESS

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