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28日の株式相場見通し=反発か、米株高安まちまちで方向感見えにくい地合い

 28日の東京株式市場は、強弱観対立のなかもやや買い戻しが優勢となり日経平均株価は反発に転じる公算が大きそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが下げ止まり60ドルあまりと小幅ながら高く引けた。ここ大きく水準を切り下げてきたが、この日は好決算を発表した銘柄を中心に買い戻す動きが顕在化し全体指数を押し上げた。ただ、取引終盤は手仕舞い売りが出て急速に上げ幅を縮小し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はわずかながらマイナス圏で引けている。米インフレに対する警戒感に加え、中国の主要都市ロックダウンの動きを背景とした世界経済減速に対する懸念が上値を重くしている。東京市場では、今週に入りフシ目の2万7000円台を割り込み、前日は一時2万6000円トビ台まで売り込まれる場面もあったが、後半は突っ込み警戒感から下げ渋った。目先売り飽き気分も台頭しており、下値では買い戻しの動きも予想される。しかし、きょうは引け後に黒田日銀総裁の記者会見を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から積極的な実需買いも見込めない。あすからゴールデンウイークに入ることで、売り買いともに一方向にポジションを傾けにくい状況が想定され、方向感の定まらない地合いとなりそうだ。

 27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比61ドル75セント高の3万3301ドル93セントと反発。ナスダック総合株価指数は同1.810ポイント安の1万2488.933だった。

 日程面では、きょうは3月の鉱工業生産指数速報値、3月の商業動態統計速報値、3月の住宅着工統計など。このほか、日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見が行われる。海外では1~3月期米実質GDP速報値など。

出所:MINKABU PRESS

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