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株価指数先物【引け後】 +1σ突破を意識した押し目狙いのロング対応を継続


大阪3月限
日経225先物 50490 +70 (+0.13%)
TOPIX先物 3431.5 +22.5 (+0.66%)

 日経225先物(3月限)は前日比70円高の5万0490円で取引を終了。寄り付きは5万0310円とシカゴ日経平均先物清算値(5万0320円)にサヤ寄せする形で、やや売り先行で始まった。寄り付きを安値にロングが入り、現物の寄り付き直後には5万0570円まで買われる場面もみられた。ボリンジャーバンドの+1σ(5万0610円)に上値を抑えられて、買い一巡後は5万0380円~5万0430円辺りで保ち合いを継続。前場中盤以降は5万0450円~5万0540円とややレンジを切り上げる場面もあった。

 だが、+1σ突破を狙ったロングの流れは強まらず、ランチタイムで再びマイナスに転じ、後場中盤にかけては5万0290円と朝方につけた安値を割り込んでいる。ただ、ショートを仕掛けてくる動きも限られ、終盤にショートカバーが入る形でプラス圏を回復している。

 日経225先物は+1σに接近する局面で上値を抑えられたが、レンジ下限の25日移動平均線(4万9880円)を上回って底堅さがみられ、ショートを仕掛けにくくさせた。前日に日経平均株価を牽引したアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角は利食い優勢だったが、前日の上昇に対する反動安の範囲にとどまっていた。

 一方で、東証プライムの7割超の銘柄が上昇したほか、業種別指数では30業種がプラスだったこともあり、前日のリバランスの動きといったところであろう。また、東証プライムの売買高は18億株台と11月28日以来の19億株を割り込む薄商いだった。市場参加者が限られるなかでは積極的にトレンドを取りに行く動きは期待しにくいところであろう。

 日経225先物は25日線と+1σとのレンジ内での推移ではあるが、徐々に下値を切り上げており、+1σ寄りでの値動きが目立つ。膠着感は強まっているものの、+1σ突破を意識した押し目待ち狙いのロング対応に向かわせやすいだろう。市場参加者は限られるが、同バンドを明確に上抜けてくる局面ではショートカバーが強まりやすいとみておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で14.71倍に低下した。前日に抵抗線として意識されている75日線(14.78倍)を捉えてきたことで、リバランスの動きとなった。ただ、同線が抵抗とはなるものの、足もとの上昇で-1σ(14.70倍)を上回ってきたため、-2σ(14.56倍)とのレンジから、-1σと中心値である25日線(14.83倍)とのレンジに移行している。75日線を明確に上抜けてくると、レンジ上限が射程に入ることで、NTショートの巻き戻しが強まりやすいだろう。

 手口面(3月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万0673枚、ソシエテジェネラル証券が6801枚、サスケハナ・ホンコンが2877枚、バークレイズ証券が1393枚、日産証券が943枚、野村証券が838枚、SBI証券が757枚、三菱UFJ証券が642枚、JPモルガン証券が589枚、松井証券が571枚だった。

 TOPIX先物はABNクリアリン証券が1万3564枚、ソシエテジェネラル証券が1万3034枚、バークレイズ証券が9239枚、モルガンMUFG証券が2296枚、ゴールドマン証券が2258枚、JPモルガン証券が2192枚、サスケハナ・ホンコンが1608枚、ビーオブエー証券が1162枚、みずほ証券が1147枚、野村証券が903枚だった。

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