日経平均は241円高でスタート、ソフトバンクGや楽天Gなどが上昇/寄り付き概況
日経平均 : 39332.55 (+241.38)
TOPIX : 2738.65 (+11.43)
[寄り付き概況]
12月9日の日経平均は前週末比241.38円高の39332.55円と反発でスタート。6日の米国市場でダウ平均は123.19ドル安の44642.52ドル、ナスダックは159.05ポイント高の19859.77で取引を終了。雇用統計を受けて12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待が高まり、寄り付き後、上昇。
その後、数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官が利下げに慎重な姿勢を示したため、利下げペース減速の思惑が強まり、相場は伸び悩んだ。ダウは管理医療会社ユナイテッドへルス(UNH)が重しとなり、下落に転じ軟調に推移。一方、ナスダックは早期利下げ期待が支援し終日堅調に推移し連日で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比305円高の39335円。
本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行。ただし、寄り付き後はやや上げ幅を縮める展開に。
東証プライム市場の売買代金上位では、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、IHI<7013>、楽天G<4755>、任天堂<7974>、リクルートHD<6098>などが上昇。一方、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、情報通信、金属製品、サービスなどが上昇率上位で推移。
《AK》
提供:フィスコ