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話題株ピックアップ【夕刊】(3):FPパートナ、資生堂、Genky

■FPパートナー <7388>  2,355円  -500 円 (-17.5%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率2位
 FPパートナー<7388>が急落。金融庁が同社に対し、立ち入り検査を始めたことが明らかになったと、国内メディアが11月30日以降、相次いで報じた。今後の事業展開への影響を警戒した売りが膨らんだようだ。各メディアの報道によると、家計相談サービス「マネードクター」とともに、保険代理店業を展開する同社は、顧客の意向に応じて最適な保険商品を提案せず、広告費を多く支払った生命保険会社の保険商品を優先的に顧客に推奨して販売した疑いがあり、同庁は立ち入り検査を通じて実態解明を進める方針だとしている。

■資生堂 <4911>  2,666.5円  -189 円 (-6.6%)  本日終値  東証プライム 下落率5位
 資生堂<4911>が大幅続落。11月29日の取引終了後、中期経営戦略「アクションプラン2025-2026」を策定したと発表。26年12月期のコア営業利益率を7%(24年12月期予想3.5%)に引き上げるとしたが、実現性への不安視が売りにつながったようだ。成長性・収益性・競争優位性に基づく集中投資で注力ブランドの成長加速を目指すほか、中国・トラベルリテールの事業基盤再構築、日本・米州・欧州・アジアパシフィックで成長加速を図るという。また、グローバルで聖域なきコスト構造改革を実行するとしている。

■Genky <9267>  3,100円  -155 円 (-4.8%)  本日終値
 Genky DrugStores<9267>が続落。11月29日の取引終了後に発表した11月度(10月21日~11月20日)営業速報で、既存店売上高が前年同月比0.3%減と今期初めて前年割れに転じたことが嫌気された。客数は同1.6%増となったものの、客単価が同1.9%減と下落した。

■大日本印刷 <7912>  2,251円  -34 円 (-1.5%)  本日終値
 大日本印刷<7912>が3日続落した。同社は前週末11月29日の取引終了後、リクルートホールディングス<6098>や王子ホールディングス<3861>などによる株式の売り出しを決議したと発表。短期的な需給悪化を警戒した売りが膨らんだようだ。売出株数は1461万3800株。需要状況に応じ上限219万2000株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。売出価格は12月9日から12日までのいずれかの日に決める。あわせて大日印は取得総数1000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.17%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。

■クミカ <8887>  413円  +80 円 (+24.0%) ストップ高   本日終値
 クミカ<8887>が後場急伸しストップ高。午前11時30分ごろ、筆頭株主で資産運用プラットフォーム「利回りくん」を中心としたプロップテック事業などを行うシーラテクノロジーズ<SYT>と、25年6月1日をメドに株式交換により経営統合すると発表しており、材料視された。クミカを株式交換親会社、シーラを株式交換子会社とする株式交換で、シーラ株式1株に対して、クミカの普通株式110株を割当交付する。両社は24年1月に資本・業務提携契約を締結し、8月にはクミカによる第三者割当増資をシーラが引き受けることで関係強化を図ってきたが、クミカの経営基盤を更に安定化させ、クミカとともに成長戦略を描いていくために、両社の経営統合が不可欠であると判断したという。なお、経営統合後もクミカ株式は引き続き東証スタンダード市場に上場を維持する予定という。この発表を受けて東京証券取引所では、上場会社が実質的存続性を喪失する見込みとなったとして、株式交換の効力発生をもって「合併等による実質的存続性の喪失」に係る猶予期間に入る見込みとした。猶予期間入り後も上場は維持されるが、猶予期間である29年5月31日までに、同社が新規上場審査基準に準じた基準に適合しているかどうか審査し、基準に適合すると認められた場合には猶予期間が解除される一方、基準に適合しない場合には、上場廃止となるおそれがある。

■ピーバンドットコム <3559>  429円  +80 円 (+22.9%) ストップ高   本日終値
 ピーバンドットコム<3559>がストップ高。この日の午前中、国内最大級の半導体・電子部品通販サイト「CoreStaff ONLINE」を運営するコアスタッフ(東京都豊島区)と業務提携契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが流入した。今回の提携は、基板出荷業務及び電子部品検品に関する業務効率化を実現するのが狙い。協業により、BCP(事業継続計画)対策の強化や電子部品調達から在庫管理、余剰部品の有効活用までの一貫した効率化を進め、「P板.com」の利用者により高い利便性を提供するとしており、API連携による電子部品調達サービスのリリース、部品在庫管理サービスの提供、余剰部品の売買などを予定している。

■インバPF <5587>  947円  +122 円 (+14.8%) 一時ストップ高   本日終値
 インバウンドプラットフォーム<5587>に人気集中。Wi-Fi端末のレンタル事業を展開し、多言語対応を強みに訪日外客数の急増に伴うインバウンド需要を取り込むことに成功している。また、Wi-Fi端末以外に、在留外国人向けに生活の利便性向上を支援するサービス情報の提供や取り次ぎを行うライフメディアテック事業に傾注。このほか、eSIM(スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIM)事業の寄与などもあり成長トレンドを確保している。株価は11月中旬を境に急速人気化し、11月21日に907円の戻り高値形成後にひと押し入れたが、きょうは改めて買い直され7月中旬以来の4ケタ大台回復を視界に入れてきた。

■ZUU <4387>  786円  +100 円 (+14.6%) ストップ高   本日終値
 ZUU<4387>が急反発。11月29日の取引終了後、不動産小口化事業「Aシェア」を展開するACNホールディングス(大阪市中央区)と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。両社はこれまで、ZUUがACN子会社のACN不動産に対して集客支援業務を提供するなどしてきたが、今回、「Aシェア」商品に対するより積極的なマーケティング支援を目的として資本・業務提携に至ったという。これに伴いACNは同日付で、ZUU発行済み株数の5.00%に相当する23万7500株を東京証券取引所の立会外取引(ToSTNeT-1)を通じて取得するとともに、今後1年程度の期間をかけて、発行済み株数の4.00%に相当する19万株を市場買い付けを通じて追加取得する予定という。なお、同件による業績への影響は現時点での算定が困難で、数値の算出が可能となった段階で速やかに開示するとしている。

■夢展望 <3185>  140円  +17 円 (+13.8%) 一時ストップ高   本日終値
 夢展望<3185>は一時ストップ高。前週末11月29日取引終了後、人気マンガ「【推しの子】」とのコラボレーションによる特別限定アパレルアイテムを発売すると発表した。6パターンのワンピースを展開するという。これを材料視した買いが入った。

●ストップ高銘柄
 BTM <5247>  2,754円  +500 円 (+22.2%) ストップ高   本日終値
 ユーラシア旅行社 <9376>  661円  +100 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値
 グロービング <277A>  6,760円  +1,000 円 (+17.4%) ストップ高   本日終値
 テクノマセマティカル <3787>  760円  +100 円 (+15.2%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 FPパートナー <7388>  2,355円  -500 円 (-17.5%) ストップ安   本日終値
 など、2銘柄

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