話題株ピックアップ【夕刊】(2):ダイフク、東京計器、ソニーG
■ダイフク <6383> 3,300円 +349.5 円 (+11.9%) 本日終値
ダイフク<6383>が大きくマドを開けて急騰、一時430円の上昇で3380円まで水準を切り上げる場面があった。物流機器(保管・搬送システム)で世界トップクラスの実力を有する設備投資関連株の雄で、半導体関連の設投需要を取り込み足もとの業績は絶好調に推移している。前週末8日取引終了後、24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の560億円から640億円に大幅に増額した。事前コンセンサスを大きく上回る内容となりポジティブサプライズとなった。また、株主還元にも積極姿勢を明示、今期年間配当を従来計画に7円上乗せした47円(前期実績は40円)としたほか、上限500万株、金額ベースで100億円の自社株買いを実施(買い付け期間は12月末まで)することも発表しており、これらを材料視する買いを呼び込んだ。
■東京計器 <7721> 3,635円 +300 円 (+9.0%) 本日終値
東京計器<7721>が5連騰。前週末8日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を573億円から583億円(前期比23.6%増)へ、営業利益を35億6000万円から41億円(同48.1%増)へ、最終利益を28億5000万円から30億9000万円(同35.7%増)へ上方修正したことが好感された。船舶港湾機器事業における新造船向け機器の販売や、保守サービスの需要が引き続き好調に推移すると見込まれることに加えて、防衛・通信機器事業が計画通り推移していることや船舶港湾機器事業の原価率が円安により好転していることなども寄与する。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高205億8200万円(前年同期比7.2%増)、営業損益1億500万円の赤字(前年同期3億9900万円の赤字)、最終利益6300万円(同2億3700万円の赤字)だった。
■澁谷工業 <6340> 4,050円 +300 円 (+8.0%) 本日終値
8日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地」が好感された。
澁谷工業 <6340> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の33.6億円に急拡大し、通期計画の128億円に対する進捗率は26.3%に達し、5年平均の7.9%も上回った。
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■フォーラムE <7088> 966円 +67 円 (+7.5%) 本日終値
8日に決算を発表。「今期経常を18%上方修正、配当も7.5円増額(訂正)」が好感された。
フォーラムエンジニアリング <7088> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比62.0%増の20.6億円に拡大し、従来予想の15.9億円を上回って着地。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の42.5円→50円(前期は37.5円)に増額修正した。
⇒⇒フォーラムEの詳しい業績推移表を見る
■平田機工 <6258> 5,400円 +370 円 (+7.4%) 本日終値
8日に発表した「2.4%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる25万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月11日から25年3月31日まで。
■アカツキ <3932> 2,215円 +150 円 (+7.3%) 本日終値
8日に決算を発表。「上期経常が44%増益で着地・7-9月期も18%増益」が好感された。
アカツキ <3932> [東証P] が11月8日大引け後(15:31)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比44.1%増の29.2億円に拡大した。
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■アイスタイル <3660> 457円 +27 円 (+6.3%) 本日終値
アイスタイル<3660>は続伸。前週末8日取引終了後に7~9月期連結決算を発表。売上高が前年同期比20.8%増の150億3800万円、営業利益が同2.1倍の7億6200万円と好調な内容となり、これが好感された。化粧品ECサイトや化粧品専門店を運営するリテール事業が好調。コスメ・美容サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした化粧品ブランド向けの広告ソリューションなどを手掛けるマーケティング支援事業も堅調だった。通期の増収増益見通しに変更はない。
■ソニーグループ <6758> 2,975円 +169.5 円 (+6.0%) 本日終値
ソニーグループ<6758>が急騰。前週末8日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.2%増の5兆9172億4600万円、最終利益は同36.5%増の5701億3400万円だった。7~9月期では売上高は3%増、最終利益は69%増となった。堅調な業況を評価した買いが集まっている。7~9月ではゲーム&ネットワークサービス分野と金融分野、イメージング&センシング・ソリューション分野が大幅な増益となり、映画分野での減益による影響を補った。25年3月期通期の業績予想については、売上高の見通しのみ見直し、これまでの予想から1000億円増額して12兆7100億円(前期比2.4%減)に修正した。ゲーム&ネットワークサービス分野の売上高・営業利益予想を上方修正した。
■新日本空調 <1952> 3,910円 +205 円 (+5.5%) 本日終値
新日本空調<1952>が後場に上げ幅を拡大し、4000円台に乗せた。11日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、自社株買いと株式分割、株主優待制度の拡充について開示。これらが株価の支援材料となったようだ。同社は取得総数38万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.66%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを11月12日から25年2月28日の間に実施する。また今年12月31日を基準日として、来年1月1日付で1株を2株に分割する。株式分割後は自社株の取得総数の上限は76万株となる。加えて、株式分割後の保有株式数が3月31日時点で300株以上の株主に対し、カタログギフト3000円相当(従来は2000円相当)を贈呈する形とする。9月30日時点で300株以上を2年以上保有する株主には、QUOカードを2000円分(従来は1000円分)贈呈する格好とする。9月中間期の売上高は前年同期比16.6%増の547億7300万円、最終利益は同66.1%増の18億7600万円だった。
■イーレックス <9517> 683円 +34 円 (+5.2%) 本日終値
8日に決算を発表。「上期最終が黒字浮上で着地・7-9月期は赤字縮小」が好感された。
イーレックス <9517> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は16.8億円の黒字(前年同期は106億円の赤字)に浮上し、通期計画の18.8億円に対する進捗率は89.5%となった。
⇒⇒イーレックスの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
ダイフク<6383>が大きくマドを開けて急騰、一時430円の上昇で3380円まで水準を切り上げる場面があった。物流機器(保管・搬送システム)で世界トップクラスの実力を有する設備投資関連株の雄で、半導体関連の設投需要を取り込み足もとの業績は絶好調に推移している。前週末8日取引終了後、24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の560億円から640億円に大幅に増額した。事前コンセンサスを大きく上回る内容となりポジティブサプライズとなった。また、株主還元にも積極姿勢を明示、今期年間配当を従来計画に7円上乗せした47円(前期実績は40円)としたほか、上限500万株、金額ベースで100億円の自社株買いを実施(買い付け期間は12月末まで)することも発表しており、これらを材料視する買いを呼び込んだ。
■東京計器 <7721> 3,635円 +300 円 (+9.0%) 本日終値
東京計器<7721>が5連騰。前週末8日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を573億円から583億円(前期比23.6%増)へ、営業利益を35億6000万円から41億円(同48.1%増)へ、最終利益を28億5000万円から30億9000万円(同35.7%増)へ上方修正したことが好感された。船舶港湾機器事業における新造船向け機器の販売や、保守サービスの需要が引き続き好調に推移すると見込まれることに加えて、防衛・通信機器事業が計画通り推移していることや船舶港湾機器事業の原価率が円安により好転していることなども寄与する。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高205億8200万円(前年同期比7.2%増)、営業損益1億500万円の赤字(前年同期3億9900万円の赤字)、最終利益6300万円(同2億3700万円の赤字)だった。
■澁谷工業 <6340> 4,050円 +300 円 (+8.0%) 本日終値
8日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地」が好感された。
澁谷工業 <6340> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の33.6億円に急拡大し、通期計画の128億円に対する進捗率は26.3%に達し、5年平均の7.9%も上回った。
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■フォーラムE <7088> 966円 +67 円 (+7.5%) 本日終値
8日に決算を発表。「今期経常を18%上方修正、配当も7.5円増額(訂正)」が好感された。
フォーラムエンジニアリング <7088> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比62.0%増の20.6億円に拡大し、従来予想の15.9億円を上回って着地。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の42.5円→50円(前期は37.5円)に増額修正した。
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■平田機工 <6258> 5,400円 +370 円 (+7.4%) 本日終値
8日に発表した「2.4%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%にあたる25万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月11日から25年3月31日まで。
■アカツキ <3932> 2,215円 +150 円 (+7.3%) 本日終値
8日に決算を発表。「上期経常が44%増益で着地・7-9月期も18%増益」が好感された。
アカツキ <3932> [東証P] が11月8日大引け後(15:31)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比44.1%増の29.2億円に拡大した。
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■アイスタイル <3660> 457円 +27 円 (+6.3%) 本日終値
アイスタイル<3660>は続伸。前週末8日取引終了後に7~9月期連結決算を発表。売上高が前年同期比20.8%増の150億3800万円、営業利益が同2.1倍の7億6200万円と好調な内容となり、これが好感された。化粧品ECサイトや化粧品専門店を運営するリテール事業が好調。コスメ・美容サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした化粧品ブランド向けの広告ソリューションなどを手掛けるマーケティング支援事業も堅調だった。通期の増収増益見通しに変更はない。
■ソニーグループ <6758> 2,975円 +169.5 円 (+6.0%) 本日終値
ソニーグループ<6758>が急騰。前週末8日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.2%増の5兆9172億4600万円、最終利益は同36.5%増の5701億3400万円だった。7~9月期では売上高は3%増、最終利益は69%増となった。堅調な業況を評価した買いが集まっている。7~9月ではゲーム&ネットワークサービス分野と金融分野、イメージング&センシング・ソリューション分野が大幅な増益となり、映画分野での減益による影響を補った。25年3月期通期の業績予想については、売上高の見通しのみ見直し、これまでの予想から1000億円増額して12兆7100億円(前期比2.4%減)に修正した。ゲーム&ネットワークサービス分野の売上高・営業利益予想を上方修正した。
■新日本空調 <1952> 3,910円 +205 円 (+5.5%) 本日終値
新日本空調<1952>が後場に上げ幅を拡大し、4000円台に乗せた。11日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、自社株買いと株式分割、株主優待制度の拡充について開示。これらが株価の支援材料となったようだ。同社は取得総数38万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.66%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを11月12日から25年2月28日の間に実施する。また今年12月31日を基準日として、来年1月1日付で1株を2株に分割する。株式分割後は自社株の取得総数の上限は76万株となる。加えて、株式分割後の保有株式数が3月31日時点で300株以上の株主に対し、カタログギフト3000円相当(従来は2000円相当)を贈呈する形とする。9月30日時点で300株以上を2年以上保有する株主には、QUOカードを2000円分(従来は1000円分)贈呈する格好とする。9月中間期の売上高は前年同期比16.6%増の547億7300万円、最終利益は同66.1%増の18億7600万円だった。
■イーレックス <9517> 683円 +34 円 (+5.2%) 本日終値
8日に決算を発表。「上期最終が黒字浮上で着地・7-9月期は赤字縮小」が好感された。
イーレックス <9517> [東証P] が11月8日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は16.8億円の黒字(前年同期は106億円の赤字)に浮上し、通期計画の18.8億円に対する進捗率は89.5%となった。
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