セレンディップ・ホールディングス---BPMと戦略的提携
セレンディップ・ホールディングス<7318>は28日、BPMとの業務提携を行い、中堅中小製造業向けに両社のプロダクトを組み合わせたソリューションの提供を開始すると発表。
今回の提携により、セレンディップ・ホールディングスの「HiConnex」と、BPMの設備保全特化型システム「SUKKHA(スッカ)」を組み合わせ、製造現場の課題を包括的に解決するためのソリューションを提供する。さらに、これまでの製造業向けに加え、食品業界向けにも「工場診断サービス」を開始し、今後さらに効果的なサービスの提供を目指す。
近年、中堅中小製造業では、人手不足や熟練工の退職に伴う技術継承の困難さ、生産性向上などが課題となっている。これらの解決には、現場の状況を的確に把握し、データに基づく改善活動が不可欠である。
同社は、「HiConnex」により、作業員の行動や生産実績を可視化し、生産性向上や人材育成を支援してきた。一方、BPMは、IoTを活用したクラウド型設備データ管理システム「SUKKHA」を提供し、メンテナンス業務の効率化とコスト削減を実現している。
今回の戦略的提携により、両社の強みを融合し、中堅中小製造業の抱える課題に対する、より効果的なソリューションの提供を目指す。また、新たに食品業界向けの「工場診断サービス」を開始し、食品製造業の現場に対応した包括的な支援を提供していく。
《ST》
提供:フィスコ