稲畑産が後場一段高、情報電子・合成樹脂が好調で今期経常利益は3期ぶり過去最高益更新へ
稲畑産業<8098>が後場一段高となった。同社は7日午後2時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。経常利益予想を25億円増額して前期比12.2%増の240億円、最終利益予想を30億円増額して前期比微減の200億円に修正した。経常利益は3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなり、好感されたようだ。
今期の売上高予想は据え置いた。4~9月期の売上高は前年同期比12.4%増の4216億1100万円、経常利益は同31.2%増の139億7900万円、最終利益は同7.7%減の115億7800万円となった。情報電子事業と合成樹脂事業が好調に推移し、利益率が向上した。投資有価証券の売却を前倒しで進めた影響もあって、9月中間期業績において利益が計画を上回り、通期の業績予想を見直した。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高予想は据え置いた。4~9月期の売上高は前年同期比12.4%増の4216億1100万円、経常利益は同31.2%増の139億7900万円、最終利益は同7.7%減の115億7800万円となった。情報電子事業と合成樹脂事業が好調に推移し、利益率が向上した。投資有価証券の売却を前倒しで進めた影響もあって、9月中間期業績において利益が計画を上回り、通期の業績予想を見直した。
出所:MINKABU PRESS