クラボウが上げ幅急拡大、上限7.34%の自社株買いと配当予想の増額を評価
クラボウ<3106>が後場に上げ幅を急拡大した。7日午後1時半、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.1%減の718億4500万円、営業利益は同9.4%増の42億4100万円、最終利益は同35.8%増の34億2500万円となった。2ケタの営業減益予想から一転、営業増益で着地した。加えて、年間配当予想を30円増額して150円(前期比50円増配)に見直したほか、取得総数130万株(自己株式を除く発行済み株式総数の7.34%)、取得総額60億円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、業況と株主還元姿勢を評価した買いを集めたようだ。
自社株の取得期間は11月8日から25年10月31日。11月25日には自己株100万株の消却も予定する。4~9月期は化成品事業において、半導体製造装置向け高機能樹脂製品の受注が回復し、太陽電池向け機能フィルムも好調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
自社株の取得期間は11月8日から25年10月31日。11月25日には自己株100万株の消却も予定する。4~9月期は化成品事業において、半導体製造装置向け高機能樹脂製品の受注が回復し、太陽電池向け機能フィルムも好調に推移した。
出所:MINKABU PRESS