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【特集】「ペロブスカイト太陽電池」が23位にランク、「発明者が一般販売へ」との報道で関心高まる<注目テーマ>

JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ペロブスカイト太陽電池」が23位となっている。

 日本経済新聞電子版は15日、「薄くて曲げられる『ペロブスカイト型太陽電池』を発明した桐蔭横浜大学の宮坂力・特任教授は、自身が代表を務める大学発スタートアップを通じて年内にも電池の一般販売を始める」と報じた。同電池は各社が社会実装に向けて取り組んでおり、株式市場では関連銘柄に改めて関心が高まっている。

 ペロブスカイト太陽電池とは、ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造を用いた太陽電池のこと。「薄く軽くフレキシブルであるため、設置対象の場所の範囲が広がる」「製造技術開発によって大量生産、製造コストが低下する可能性がある」「主原料のヨウ素は世界産出量の約30%が国内産である」といった特徴があり、シリコン系太陽電池に対して高い競争力が期待されている。

 企業の取り組みも活発で、直近では商船三井<9104>子会社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のMOL PLUS(エムオーエル・プラス)が、ペロブスカイト太陽電池及び関連材料の開発・製造・販売などを行うエネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)に出資すると発表。マクニカホールディングス<3132>傘下のマクニカは、実用化に向けた実証を横浜市の大さん橋デッキ上で開始した。

 このほか、8月にペロブスカイト太陽電池事業を開始すると発表した倉元製作所<5216>、来年1月にもペロブスカイト型太陽電池専用塗工設備の受注活動を開始する予定のヒラノテクシード<6245>などにも注目したい。

出所:MINKABU PRESS

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