エフ・コード---SpinFlow社の株式を取得(子会社化)
エフ・コード<9211>は11月5日の大引け後、2024年11月5日開催の取締役会において、株式会社SpinFlow(以下、SpinFlow社)の株式を取得して連結子会社化することについて決議したと発表している(※契約締結日、株式譲渡実行日はともに11月5日(予定))。
同社は急速な成長を続けるDX市場・デジタルマーケティング領域において、顧客体験を改善するテクノロジー・SaaSを軸に、近年ニーズが増加するマーケティング・クリエイティブの領域にも展開し、ウェブサイト構築から集客、リピート促進まで一気通貫での支援を行っている。また、継続型(ストック型)収益中心のビジネスモデルにより高速かつ安定的な売上成長と高い利益率を実現するとともに、顧客価値の最大化を目指している。
一方、SpinFlow社は生成AI活用を基点としたコンサルティング/業務改善支援/リスキリング研修サービスを提供している企業である。次世代スキル教育の追い風を受け、多数の企業からのニーズに応える形でサービス提供規模を急速に拡大するとともに、今後は特定の職種や業種に特化した支援も展開していく計画だ。
今回の株式取得によりSpinFlow社が保有する生成AIに関するコンサルティング/リスキリング/業務支援の知見を活用し、同社グループによるクライアント企業への最適なDX推進を人材教育や業務改善の面で支援することを通じ、顧客価値の最大化を図ることが可能になると考えている。これらを総合的に勘案した結果、同社グループのより一層の収益性の向上や競争力の強化に資するものと判断したため、株式取得を行うことになった(※取得価格は約1.7億円、創業者・経営陣をはじめ従業員もグループに参画する)。
なお、本件による連結決算上ののれん及びその他の無形固定資産等の計上額並びに2024年12月期の連結業績予想に与える影響については現在精査中であり、株式取得が完了した後に、判明次第速やかに発表する。
《FA》
提供:フィスコ