美樹工業---3Q減収なるも、住宅事業の売上高・利益が順調に増加
美樹工業<1718>は28日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.2%減の203.22億円、営業利益が同4.6%減の10.35億円、経常利益が同4.4%減の10.42億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.2%減の5.79億円となった。
建設事業の売上高は前年同期比26.3%減の105.74億円、営業利益は同12.1%減の6.50億円となった。1棟売を目的とした収益マンションの売却が行われたものの、大型物件工事の着工時期の遅れなどから、減収減益となった。
住宅事業の売上高は同4.2%増の95.69億円、営業利益は同14.3%増の3.89億円となった。引渡棟数の増加に伴い、増収増益となった。
その他事業の売上高は同8.3%増の1.78億円となった。利益については、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し飲食による利益が増加したことから、営業利益は同157.7%増の0.07億円となった。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.1%減の280.00億円、営業利益が同7.3%減の12.20億円、経常利益が同9.8%減の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6%減の7.00億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》
提供:フィスコ