日経平均は41円安、寄り後はもみ合い
日経平均は41円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの推移となったことも東京市場の株価を抑える要因となった。さらに、引き続き27日投開票の衆院選を絡め、国内政治の不透明感が意識されていることに加え、11月5日投開票の米大統領選挙への警戒感も強まりつつあることから、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ナスダック総合指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円20銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で安心感となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。
《SK》
提供:フィスコ