デイトナ Research Memo(10):2024年12月期の1株当たり配当金は前期比8.0円増の129.0円を予想
■株主還元策
1. 配当政策
デイトナ<7228>は配当政策について、これまで単体の個別業績などを基準として決定していた。しかしながら連結子会社数の増加もあり、子会社の連結業績への影響度合いが高まりつつあること、今後もM&Aなどの投資を含めグループ全体での成長を推進する方針であること、決算開示情報との整合性を踏まえ、2022年8月に連結業績を基準とする配当政策に変更した。連結業績内容、今後の事業投資の見込み、投資回収状況などを総合的に勘案して利益還元を決定する方針である。
この基本方針に基づき、2024年12月期の1株当たり配当金については前期比8.0円増の129.0円(配当性向25.2%)を予想している。
2. 株主優待
毎年12月31日時点で株主名簿に記録された100株以上を保有する株主に、保有株式数及び保有期間に応じた株主優待ポイントを付与し、食品、電化製品、ギフト、旅行・体験など5,000種類以上の商品と交換できる株主優待制度を設けている。同社は2024年2月に「株式会社デイトナ プレミアム優待倶楽部」サイトを開設、ポイント交換期間を設定したうえで受け付けている。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《HN》
提供:フィスコ