ファーストコーポレーション---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、不動産事業が好調に推移
ファーストコーポレーション<1430>は15日、2025年5月期第1四半期(24年6月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比29.5%増の76.92億円、営業利益が同166.8%増の5.64億円、経常利益が同172.1%増の5.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同166.0%増の3.65億円となった。
同社グループは、2025年5月期からの新中期経営計画(3カ年計画)「Innovation2024」のもと、その達成に向けグループ一丸となり取り組んでいる。今後も業容拡大と利益水準向上へ継続的に取り組み、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指していくとしている。
建設事業の売上高は前年同期比4.8%増の54.94億円、セグメント利益は同25.0%減の3.53億円となった。当第1四半期においては、受注件数2件、受注高61.77億円及び受注残高334.58億円となり、順調に受注を重ねている。
不動産事業の売上高は同228.5%増の21.67億円、セグメント利益は同1,893.9%増の4.99億円となった。当第1四半期においては、分譲による共同事業収入が好調に推移した。
2025年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.1%増の345.00億円、営業利益が同54.8%増の22.50億円、経常利益が同52.6%増の21.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同58.7%増の15.00億円とする期初計画を据え置いている。
《AK》
提供:フィスコ