日経平均テクニカル:4日続伸、騰落レシオは上値余地を示唆
15日の日経平均は4営業日続伸した。4万円超えで寄り付いた後はもみ合いに入り、4万円直下の好位置で大引けを迎えた。ローソク足は小陰線を引いたが、マド空けを伴って上昇。上向きの5日移動平均線とのプラス乖離を広げるとともに、5日線下を走る25日線が上昇角度を増した。三役好転の強気形状にある一目均衡表でも転換線と基準線がともに上向きで終了したこともあり、買い圧力の強まりが窺える。一方、25日線との乖離率は5.27%と買われ過ぎが警戒される5%を超えたが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は111.00%と過熱ラインの120%まで余裕を残して上値余地を示唆している。
《CS》
提供:フィスコ