日経平均は398円高、寄り後はもみ合い
日経平均は398円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.45%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.33%上昇と、ダウ平均(0.30%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=148円00銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で安心感となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が高止まりの動きだったことが株価の重しとなったほか、引き続き中東の地政学リスクが懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ