タイミー---岩渕薬品で2024年9月から導入開始、スキマバイト募集人数は前年同月比約3.3倍に
タイミー<215A>は3日、2024年9月より同社が運営するスキマバイトサービス「タイミー」が、岩渕薬品で利用開始されたと発表した。
岩渕薬品は、2024年3月に創業110年を迎えた医薬品総合商社。
今回、より安定的な人材マッチングを実現することを目指し、岩渕薬品では2024年9月より「タイミー」の導入を開始。主な業務は、自社が運営する流通センター内でのピッキングや商品の補充、段ボールの片付けなど。医療に関する専門知識・技術がなくてもすぐに対応できる業務を切り出して、働き手へ依頼している。これにより、社員や既存従業員の業務量を軽減するとともに、専門知識・技術を必要とする業務に集中できる環境を整え、現場の労働環境の改善や生産性向上に貢献することを目指すとしている。
昨今、医薬品や医療機器の製造・供給現場における、人材不足が深刻化している。
タイミーでは、これらの業界課題の解消に貢献すべく、2024年春頃から医薬品・医療機器の製造・供給現場でのスキマバイトの普及活動を強化。まずは、タイミーを活用する主要業界の一つである物流業界でのノウハウを活かし、今回導入された岩渕薬品を筆頭とする、医薬品・医療機器卸企業のセンターでの導入を推進。専門知識・技術が不要な業務の徹底的な切り出しをサポートすることで急速に利用が広がり、タイミーに掲載された医薬品・医療機器関連のスキマバイト募集人数は、2024年7月の前年同月比が約3.3倍に拡大した。
《ST》
提供:フィスコ