オーバル---東京計器と新型超音波流量計「UC-1」を共同開発
オーバル<7727>は25日、東京計器<7721>と、新型超音波流量計「液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計UC-1」を共同開発し、販売することを発表した。
近年、工場やプラント、ビルや商業施設等において、「脱炭素化」や「省エネルギー化」に関連する幅広い取り組みが推進されており、それに伴い、資源の効率的な活用のために計測器を用いた「エネルギーの見える化」のニーズが高まっている。しかし、配管、電気、配線などの諸工事や設置コストが高く、導入が難しいというユーザーの声があった。
この課題を解決するよう、液体計測技術を長年培ってきたオーバルと超音波流量計のパイオニアである東京計器の共同開発によって生まれた「UC-1」が販売される。受注開始日は2024年10月1日、2024年度の販売目標は2社合計で650台。
「UC-1」は、配管工事不要(1機種で25-100Aまでの8口径を計測可能)、電気工事不要(内臓電池で10年間稼動)、取付工具不要、配線工事不要など、ユーザーの声を反映した“4つの「不要」”を特長としている。
《AK》
提供:フィスコ