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東京株式(大引け)=265円安と4日続落、円高進行でハイテク株が下落

 6日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落。円高が進行するなか、ハイテク株などに売りが膨らんだ。

 大引けの日経平均株価は前日比265円62銭安の3万6391円47銭。プライム市場の売買高概算は16億8430万株。売買代金概算は3兆8553億円となった。値上がり銘柄数は433と全体の約26%、値下がり銘柄数は1163、変わらずは48銘柄だった。

 前日の米株式市場で、NYダウは反落したがハイテク株は底堅く、ナスダック指数は上昇した。これを受け、日経平均株価は値を上げてスタートし、朝方には240円あまり上昇した。しかし、買い一巡後は売りが優勢となりマイナス圏に転じた。後場には為替が1ドル=142円台半ばに円高が進行。半導体関連株などハイテク株が売られ、日経平均株価は400円を超える下落となる場面があった。今晩の米8月雇用統計の発表を控え、ポジション調整の売りも膨らんだ様子だ。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が安く、アドバンテスト<6857>やルネサスエレクトロニクス<6723>が下落した。日立製作所<6501>や三菱重工業<7011>、トヨタ自動車<7203>が値を下げ、三菱商事<8058>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、商船三井<9104>も軟調だった。

 半面、ファーストリテイリング<9983>が値を上げ、ニトリホールディングス<9843>やイオン<8267>、花王<4452>が買われた。任天堂<7974>や伊藤忠商事<8001>が上昇。東京電力ホールディングス<9501>や積水ハウス<1928>、良品計画<7453>が堅調だった。

出所:MINKABU PRESS

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