日経平均は158円高、寄り後はもみ合い
日経平均は158円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちだったが、ナスダック総合指数が小幅ながら3日ぶりに反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=143円30銭台と、円相場が落ち着いた推移となっていることも東京市場の安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの2日間で2000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、8月の雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ