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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 きんえい、ミライアル、エイケン工業 (5日大引け後 発表分)

きんえい <日足> 「株探」多機能チャートより

 9月5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 きんえい <9636> [東証S]  ★上期経常を71%上方修正、通期も増額
 ◆25年1月期上期(2-7月)の経常利益(非連結)を従来予想の1億円→1.7億円に71.0%上方修正。シネマ・アミューズメント事業で想定を大きく超えてヒットした作品が寄与したことに加え、経費抑制に取り組んだことも上振れに貢献した。
  併せて、通期の同利益も従来予想の2.1億円→2.5億円に19.0%上方修正。減益率が17.3%減→1.6%減に縮小する見通しとなった。

 ミライアル <4238> [東証S]  ★上期経常を29%上方修正
 ◆25年1月期上期(2-7月)の連結経常利益を従来予想の6.7億円→8.7億円に28.9%上方修正。減益率が43.8%減→27.6%減に縮小する見通しとなった。半導体市場が緩やかに回復する中、プラスチック成形事業の製品出荷が増加したことが寄与。工場稼働率の向上やコスト合理化の効果なども利益を押し上げた。

 エイケン工業 <7265> [東証S]  ★11-7月期(3Q累計)経常が2.6倍増益で着地
 ◆24年10月期第3四半期累計(23年11月-24年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.6倍の2億4800万円に急拡大して着地。主力のフィルター部門で国内、アジア、中近東向けの売上高が増加したうえ、商品仕入れ高の減少や販売価格の改定による利益率の改善なども大幅増益につながった。
  通期計画の2億8000万円に対する進捗率は88.6%に達しており、業績上振れが期待される。

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